【日本債券】低コストインデックスファンド徹底比較(23年9月末)

水瀬ケンイチ

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「低コストインデックスファンド徹底比較」シリーズ記事として、日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2023年9月末で比較しました。

※当シリーズ記事の説明書きとして、まずは『新シリーズ!「低コストインデックスファンド徹底比較」開始。まずは説明書き』をぜひご覧ください。

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日本債券クラスのベンチマークである NOMURA-BPI は、「インカム収入を考慮した経過利子込時価総額加重型インデックス」(出典:野村證券金融工学研究センター)なので、株式クラスと違い、配当込み/除くの区分がなくシンプルです。

今回はベストファンドが入れ替わり、「My SMT 国内債券インデックス(ノーロード)」(運用会社:三井住友トラスト・アセットマネジメント)が、信託報酬年 0.11%、実質コスト年 0.11%で相対的に好評価でした。

「My SMT 国内債券インデックス(ノーロード)」は新規設定されてからしばらく参考扱いでしたが、今回第1期の運用報告書が出たので確認したところ、クラス最安値の信託報酬だけでなく実質コストも低くしっかり運用されていました。これはリターンに今後効いてくると思われます。このシリーズ記事を通じてMy SMTシリーズがベストファンドになったのは初かもしれません。今後にも期待です。

次点として、「eMAXIS Slim 国内債券インデックス」(運用会社:三菱UFJ国際投信)が、インデックスとの差異 ±0%、1年リターン年率 -2.33%、3年リターン年率 -2.04%、5年リターン年率 -0.86%と相対的に高評価でした。ただ、債券は金利が上がると価格は下がるというシーソーの関係にあるため、この金利上昇相場のなか、マイナスリターンが続く厳しい状況です。

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日本債券クラスは、もともと期待リターンもリスクも小さいことから、運用コストの差がそのままリターンの差に反映されやすくなっています。他のアセットクラス以上に、運用コストが重要なアセットクラスだと思います。

インデックスファンド比較としては蛇足になるかもしれませんが、現在、足元の長期金利は上昇しており、日本債券インデックスファンドは全般的にマイナスリターンとなっています。

これが今後ずっと継続するかどうかはわかりませんが、将来のさらなる金利上昇を予想するのであれば、金利上昇で価格が下落する日本債券インデックスファンドではなく、金利変動によって元本が変動しない「個人向け国債」を選ぶという方法もアリだと思います。

その場合は、将来の金利上昇にもある程度追随できる変動金利型の「個人向け国債 変動10年」がベターであろうと思います。当たり前ですが、運用コストはゼロです。

金利が高いネット銀行の定期預金でもよいかと思いますが、その場合はペイオフで保護される1000万円以下であることと、金利変動をウォッチして金利が高い銀行へ預けかえる手間がかかることに注意が必要です。資産運用はできるだけ手間をかけず「ほったらかし」にしたい私は、日本債券クラスの大半を個人向け国債変動10年にしています。

いろいろありますが結論。

日本債券クラスの主要なインデックスファンドについて、2023年9月末で比較した結果、「My SMT 国内債券インデックス(ノーロード)」が相対的に高評価でした。もしくは「個人向け国債 変動10年」もあり。

低コストインデックスファンド徹底比較のカテゴリです。主要なアセットクラスのインデックスファンド比較情報を、定期的に更新しています。


<ご参考1>
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SBI証券

<ご参考2>
本ブログ記事は、私が過去に執筆・監修した書籍に掲載したおすすめインデックスファンド情報のアップデート版という意味もあります。今後も定期的に継続していく所存です(PR)

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Posted by水瀬ケンイチ