めったにない幸運な上げ相場のなか、2024年新NISAスタートとなってしまいますが…

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2023年の大納会を迎えた29日の東京株式市場で、日経平均株価は3万3464円で終えました。年間での上げ幅は7369円と1989年(8756円高)以来の大きさとのこと。上昇率を計算するとプラス28%にもなります。


米国株式市場はまだ今夜が残っていますが、年間の上昇率は円ベースでおそらくプラス30%以上となる見込み。2023年は日米ともに大幅な上昇で終わりそうです。一般的に株式の期待リターンは年率プラス5~6%といわれているので、1年でプラス30%というのは、めったにない幸運レベルの上げ相場だったといえるでしょう。

リスクを取って投資していた皆さま、ひとまずおめでとうございます!

さて、長期投資は続いていきます。来年2024年の相場がどうなるのかはまったくわかりませんが、今年のパフォーマンスが今後もずっと続くと考えるのはさすがに無理がありそうです。

そんな中、新NISA(少額投資非課税制度)が2024年1月から始まります。目玉はなんといっても生涯投資枠1800万円という非課税枠の大幅拡充と、非課税期間の無期限化です。この新NISAをきっかけに投資を始めるかたも多いと思います。

ただ、めったにない幸運レベルの上げ相場の中で新NISAが始まってしまうので、これから投資を始める人にとって最初の数年は「握力」が試される展開になってもおかしくない気がします。

知識は「握力」になります。インデックス投資の基礎である期待リターン、リスク(標準偏差)、資産配分、運用コスト、自分のリスク許容度などを知れば、上げ相場でも下げ相場でも、狼狽売りしないで済む強い味方になってくれます。この年末年始は、まともな投資本を1~2冊読んでおくとよいかもしれません。

それが山崎元氏との共著「全面改訂第3版 ほったらかし投資術」(山崎元・水瀬ケンイチ著)や単著「お金は寝かせて増やしなさい」(水瀬ケンイチ著)だったらうれしいですが、もっと骨太の「ウォール街のランダム・ウォーカー」(バートン・マルキール著)や「敗者のゲーム」(チャールズ・エリス著)などの古典的名著だとより手堅いと思います。

未来は不確実ですが、知識を身につけてともに市場で生き残りましょうぞ。


※言わずもがなですが、投資判断は自己責任でお願いします。


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