Life goes on

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2024年は年明けからたて続けに悲しい出来事が起こっています。むりやりにでも前を向いて日常生活を続けてやるぞと力んでいますが、ふとした拍子にやはり悲しい。

「Life goes on」という言葉があります。

「それでも生きていかなければいけない」「時間が解決するよ」「それでも時は過ぎていく」といった意味で、どんな困難や障害があっても、人生は前に進み続けるしかないという考えを表現しています。はげましの言葉としても使われており、私もよく自分に言い聞かせています。

ふだん私はブログでお金に関する情報発信をしています。お金があれば人生における多くの不幸を避けられるといわれていて、それは正しいと思います。しかし、いくらお金があってもどうにもならない不幸も時にはある。山崎元さんの訃報もそうです。

当ブログの読者の皆さまにはもはやいうまでもないことだと思いますが、山崎さんは経済や投資について、たくさんの著書やコラムで私たちに正しい情報を届けてくれました。金融業界や金融商品を「忖度なし」で厳しく斬り、個人投資家にとって本当に良いものは何か、良いやり方は何か、それは何故なのか、情報発信し続けてくれました。個人投資家による手作りイベント「インデックス投資ナイト」には、ボランティア運営で謝礼が出せないにもかかわらず2009年の初回から2023年まで毎回出演いただきました。

個人的には、2010年に共著で本を書く機会までいただきました。幾度もの増刷と、2015年、2022年の二度の全面改訂をご一緒しましたが、毎度山崎さんはとても楽しそうに臨まれていました。

時間はかかりましたが、インデックス投資でひと財産を築くことができて、これから恩返ししようという時に、あっという間に旅立ってしまわれた。スポンサー次第で主張が変わる日和見評論家や、SNSで騒いで収益をあげようとする似非インフルエンサーは今日ものさばり続けているというのに、どうして山崎さんがこんなにはやく連れていかれてしまうのか。悔しいです。

でも、それはもう受け入れるしかない。いまは時間が解決してくれるとは到底思えませんが、きっと何もしなくても時間だけは過ぎていきます。私もとっくに人生折り返し地点をこえています。教えていただいたことを、自分なりにかみくだいて次の世代に伝えていくことが、ほんの少しでも恩返しになるのかもしれないと勝手に思っています。(山崎さんには鬱陶しいからやめなさいと怒られるかもしれませんが…)

20年くらい前の Dragon Ash の歌にも「Life goes on」がありました。山崎さん、インデックス投資ナイトの打ち上げで朝まで飲んだ時に Dragon Ash を歌われてびっくりしたなあ。夜に安いウイスキーを飲みながら思い出して、しみじみ聴き入っています。


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