まだ、あなたは賃上げを祈って会社に裏切られる人生を続けますか?

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春闘まっさかり、政府の後押しもあって、一部大手企業では昨年度を上回る賃上げがぼちぼち出てますが業界や企業によるようで、中小企業ではまだまだという状況のようです。


いくら政府が旗を振っても、賃金を誰にいくら払うのかということは企業経営者と社員の間の契約です。各社で対応が異なります。私の勤務先では例年どおり賃上げはショボかったです。

近年、企業は稼いだ利益の使い道として、事業を成長させる設備投資等に使うのは当然として、残った利益は社員よりも株主へ還元することを重視しています。

いまからちょうど10年前、2014年に経済学者トマ・ピケティが著書「21世紀の資本」で「r>g」という不等式を発表して一世を風靡しました。「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示しています。端的にいえば、投資の方が労働よりも儲かることがデータで証明されたという内容でした。当時、私は「そりゃそうだろうな」と意外感なく受け止めたことを覚えています。

いまから17年前、当ブログの2007年の記事をご覧ください。


「良し悪しはともかく、いま日本企業の利益は、労働者よりも株主に流れているように僕には見えます。だとしたら、僕たち労働者も、株式を所有していればよいのではないでしょうか。昔と違って、株式投資のための資金は、うん百万円もいりません。例えば、TOPIXのETFを一単元買えば、十数万円でこの大きな流れの恩恵を、すこし受けることが出来るのではないかと思います」

2007年に30代そこそこの個人投資家が既にそう思って投資していたのです。その投資家はコツコツと積み立て投資を続けて2024年現在、億り人となっています。ちなみに、勤務先の賃上げは社員から毎年不満を言われながらショボいままでいっこうに増えませんが、株主からは好評のようで株価と配当は順調に伸びています。


日米とも企業は総株主還元(自社株買い+配当)を年々増やしています。このデータの意味をよく考えた方がよいと思います。

いまや十数万円どころか100円から株式投資ができる世の中になっています。また、当時存在もしていなかった少額投資非課税制度(NISA)など、個人投資家をサポートする投資環境は劇的に改善しています。社員として賃上げを祈るより、株主として利益の上前をはねる方がはるかに効率的だと思います。

これでもまだ、あなたは賃上げを祈って会社に裏切られる人生を続けますか?


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