マネックス証券、海外ETFの取り扱いを1日でも早く実現できるよう推進中

水瀬ケンイチ

海外ETFで出遅れ気味のマネックス証券ですが、現在、「1日でも早い取り扱い開始に向けて推進中」のようです。

これは、マネックス証券の親会社である、マネックス・ビーンズ・ホールディングスの平成20年3月期中間決算説明会で発表されています。
平成20年3月期中間決算説明資料の19ページ、「株式委託売買ビジネス:株式取引市場シェアの拡大と関連サービスの拡充」の中に、「海外ETFの取扱いを計画中」と掲載されています。
また、配信されている動画の中では、松本大社長が、「海外ETFの取り扱いを1日でも早く実現できるよう推し進めている」と発言されています。

以前、イートレード証券でも、海外ETFが取り扱われる前に、先行して決算説明会資料で「海外ETFの取り扱い予定」が発表されていました。
(参考記事) 2007/05/20 ついに、イー・トレード証券が海外ETF取扱い予定!?
その後、予定どおり実現しました。
株主向けの発表に、確度の低い情報を出すことは考えにくいので、マネックス証券の海外ETF取り扱い開始予定も、かなり実現性が高いのではないかと思われます。

なお、ここで言っている海外ETFとは、既にマネックス証券でも取り扱いのある中国ETFのことではなく、欧米のETFのことと思われます。
どんなラインナップで、どんな手数料体系になるのか、今からとても楽しみであります。
できることなら、「楽天証券以上のラインナップ(あるいは楽天証券にないラインナップ)」と、「イートレード証券よりも安い手数料」で、後発であることの不利を跳ね返し、躍進していただきたいですね。

こうして、ネット証券同士で切磋琢磨していただけると、国内株式同様、海外ETFでも、個人投資家がより利用しやすい環境が整ってくると思います。
マネックス証券の、1日でも早い海外ETFの取り扱い開始を期待したいと思います。


<ご参考>記事に出てきた証券会社の口座開設は以下からできます。
(会社名をクリックしてください)
マネックス証券
楽天証券
イー・トレード証券
関連記事




投資判断は自己責任でお願いします。当ブログの情報により投資判断を誤ったとしても、管理人は責任を負えません。また、当ブログ内容の無断転載を禁じます。

Posted by水瀬ケンイチ