楽天証券、投信の品ぞろえ拡充

水瀬ケンイチ

楽天証券が投資信託の品揃えを強化するようです。

【NIKKEI NET 2007/11/26より引用】
楽天証券、投信の品ぞろえ拡充
 楽天証券は投資信託の品ぞろえを強化する。特定の販売会社用の専用投信などを除く公募投信を原則としてすべて取り扱う方針で、実現すれば1000本強に上るとみられ、取扱本数では国内最大となる。品ぞろえを大幅に拡充することで投資家の選択肢を広げる。

 楽天証券は現在190本程度の投信を取り扱っている。このうち運用会社が特定の金融機関が販売するために設定したり、ラップ口座専用に設定されたものなどを除く投信をすべて取り扱う。来年度中には600本以上に増やし、その後も順次追加する計画。現在最も取扱本数が多いのは日興コーディアルグループ系の投信スーパーセンターの600本程度。(09:14)
【引用おわり】

本当かどうか分かりませんが、1000本強とはすごいですね。
以前、楽天証券に取材をした際に、「できれば月30本くらいのペースで投信を増やしていきたいくらいだ」と言っていたのが、このニュースなのかもしれません。
(参考記事)
2007/10/16 直接取材敢行@楽天証券(その3) ~海外ETFの売買手数料値下げは?投信の金額指定購入・分配金再投資・自動積み立ては?などなど

ただ、インデックス投資家としては、各アセットクラス(外国株式・外国債券・日本株式・日本債券など)に1本ずつ、既存のものよりも低コストのインデックスファンドがあればよいわけです。
どんな低コストインデックスファンドが追加になるのか、楽しみにしていたいと思います。

そういう意味では、本数の多さよりも、使い勝手の向上が気になるところです。
楽天証券の投資信託のシステムは、使い勝手で課題があると感じています。
たしか、分配金再投資や自動積立ができなかったと思います。これはインデックス長期投資をするうえで、ちょっと不満が残る部分です。

しかしながら、前述の取材で、楽天証券さんが、「金額指定購入・分配金再投資・自動積み立ての三点セットの開発を進めている。そんなに遠くない将来リリースできるというところまで来ている。これが揃わないと、投資信託の意味がないと思っている」と言っていたので、これを機に改善されるかもしれません。
こちらも、楽しみにしていたいと思います。

海外ETFだけでなく、投資信託にも注力する楽天証券さん。
期待してますよ!(^^)b


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Posted by水瀬ケンイチ