インテリジェント・インデックスについて聞いてきました@楽天証券
水瀬ケンイチ
楽天証券主催の海外ETFセミナーにて、インテリジェント・インデックスについて聞いてきました。
場所は六本木ヒルズ森タワー21階、楽天証券本社。
冒頭の楽天証券社長のあいさつでいきなりサプライズ。
今秋頃予定で、欧州取次ぎ(欧州ETF・欧州株・GDR)対応をはじめるとのこと。
おお~!!いいですね。
続いて、インテリジェント・インデックスの概論ですが、これは、インベスコのWEBサイトに説明が出ているので割愛します。
http://www.invescopowershares.invesco.co.jp/
また、6月25日(水)に今日と同じ講師によるオンラインセミナー(口座開設者のみ)があるようですので、そちらをご覧ください。
続いて、気になる質疑応答を書いておきます。
先陣を水瀬が切らせていただきました。
(これ
を頼りに書きましたが、理解が間違っているかもしれませんので予め御了承ください)
Q.インテリジェント・インデックスの純資産価格(NAV)を個人投資家はどのように確認すればよいのか?
A.楽天証券のWEBサイトにファクトシートが3枚PDFで掲載されている。
2枚は四半期ごとの更新(ファンドの概要・パフォーマンス・上位銘柄など)。
(水瀬注:読者のかたからいただいたご質問の「過去のデータのシミュレーションとローンチ後の実績」等はここに掲載されているようです)
3枚目は毎月の更新(終値・NAVのディスカウントとプレミアム・分配金・資産配分など)。
なお、3枚目については、英語版のWEBページなら日々更新されている。
Q.アクティブETFとインテリジェント・インデックスの相違点はどこか?
A.見た目が似ているが、仕組みの点で違う。
インテリジェント・インデックスは追随するインデックスを持つが、アクティブ型は追随するインデックスを持たない。基準価額と取引価格を見るしかない。
アクティブETFはまだ始まってばかりで保守的な運用を行なっており、今はまだインテリジェント・インデックスと区別がつきにくい。
Q.ファンダメンタルを考慮してインデックスを上回る設計のようだが、それがルール化できるなら皆がそれを実行し、結局はインデックスに収斂していってしまうのではないか?
A.ETFの構成銘柄がスモールキャップ銘柄ばかりだったら、多くの人が同じ銘柄を買うことでオーバーバリューになったりしてしまうが、ETFの構成銘柄は流動性が高い銘柄が多いからそうはならない。また、いろいろなアプローチが存在する中で、全員が同じ銘柄を買うというケースは考えにくい。インテリジェント・インデックスが普通のインデックスと同じになることは考えにくい。
Q.素朴な疑問として、売買回数の少なさ等内部コストの安さが普通のETFの良さであるが、スクリーニングして回転回数を多くし、高コストになったインテリジェント・インデックスに、それを上回る優位性があるのか?
A.ファンダメンタル調査に基づくスクリーニングが特徴であり、その分コストが掛かるのはご理解いただきたい。
(水瀬注:うーん、答えになっていないような??)
Q.アクティブvsパッシブ議論の中で、なかなかアクティブファンドが勝てないという流れがあるが、ETFの世界では、今後アクティブ化が広がっていく傾向にあるのか?
A.ETFの傾向には2つの流れがある。ひとつは今までのインデックスに連動し低コスト化を追及する流れ。
もうひとつは、次世代の違うアプローチを志向する流れ。今までETFで提供できていなかったようなレバレッジやインバースなど、今までと違うものを組み合わせていきたいという需要を満たすものになっている。
場所は六本木ヒルズ森タワー21階、楽天証券本社。
冒頭の楽天証券社長のあいさつでいきなりサプライズ。
今秋頃予定で、欧州取次ぎ(欧州ETF・欧州株・GDR)対応をはじめるとのこと。
おお~!!いいですね。
続いて、インテリジェント・インデックスの概論ですが、これは、インベスコのWEBサイトに説明が出ているので割愛します。
http://www.invescopowershares.invesco.co.jp/
また、6月25日(水)に今日と同じ講師によるオンラインセミナー(口座開設者のみ)があるようですので、そちらをご覧ください。
続いて、気になる質疑応答を書いておきます。
先陣を水瀬が切らせていただきました。
(これ

Q.インテリジェント・インデックスの純資産価格(NAV)を個人投資家はどのように確認すればよいのか?
A.楽天証券のWEBサイトにファクトシートが3枚PDFで掲載されている。
2枚は四半期ごとの更新(ファンドの概要・パフォーマンス・上位銘柄など)。
(水瀬注:読者のかたからいただいたご質問の「過去のデータのシミュレーションとローンチ後の実績」等はここに掲載されているようです)
3枚目は毎月の更新(終値・NAVのディスカウントとプレミアム・分配金・資産配分など)。
なお、3枚目については、英語版のWEBページなら日々更新されている。
Q.アクティブETFとインテリジェント・インデックスの相違点はどこか?
A.見た目が似ているが、仕組みの点で違う。
インテリジェント・インデックスは追随するインデックスを持つが、アクティブ型は追随するインデックスを持たない。基準価額と取引価格を見るしかない。
アクティブETFはまだ始まってばかりで保守的な運用を行なっており、今はまだインテリジェント・インデックスと区別がつきにくい。
Q.ファンダメンタルを考慮してインデックスを上回る設計のようだが、それがルール化できるなら皆がそれを実行し、結局はインデックスに収斂していってしまうのではないか?
A.ETFの構成銘柄がスモールキャップ銘柄ばかりだったら、多くの人が同じ銘柄を買うことでオーバーバリューになったりしてしまうが、ETFの構成銘柄は流動性が高い銘柄が多いからそうはならない。また、いろいろなアプローチが存在する中で、全員が同じ銘柄を買うというケースは考えにくい。インテリジェント・インデックスが普通のインデックスと同じになることは考えにくい。
Q.素朴な疑問として、売買回数の少なさ等内部コストの安さが普通のETFの良さであるが、スクリーニングして回転回数を多くし、高コストになったインテリジェント・インデックスに、それを上回る優位性があるのか?
A.ファンダメンタル調査に基づくスクリーニングが特徴であり、その分コストが掛かるのはご理解いただきたい。
(水瀬注:うーん、答えになっていないような??)
Q.アクティブvsパッシブ議論の中で、なかなかアクティブファンドが勝てないという流れがあるが、ETFの世界では、今後アクティブ化が広がっていく傾向にあるのか?
A.ETFの傾向には2つの流れがある。ひとつは今までのインデックスに連動し低コスト化を追及する流れ。
もうひとつは、次世代の違うアプローチを志向する流れ。今までETFで提供できていなかったようなレバレッジやインバースなど、今までと違うものを組み合わせていきたいという需要を満たすものになっている。
セミナー終了後の軽食を兼ねた懇親会があり、楽天証券社長さんをはじめスタッフの方々、講師のインベスコのかたと、セミナー参加者が話をする機会がありました。
社長さんと外国株式事業部長さんには、「ぜひ、海外ETFの特定口座対応を!!」と強くお願いしておきました。
どうなるか分かりませんが、なんとなく好感触でしたよ(?)
参加されていた「投資信託にだまされるな!本当に正しい投信の使い方」の竹川美奈子さんや、以前、取材をお受けしてお世話になった日経マネーやダイヤモンド・ザイの懐かしい編集の方々とお話できました。
また、何人かの相互リンクブログの管理人さんたちともお話できました。
イメージどおりのかた、イメージと違っていた(いい意味で)かた、いろいろで楽しかったです。
・敗者と勝者のゲームーWinning the Loser's and Winner's Gameのエルさん
・Passiveな投資とActiveな未来のybさん
・小金持ち父さんの資産設計塾(?)のモンチさん
・レバレッジ投資実践日記のレバレッジ君さん
最後に個人的感想。
インテリジェント・インデックスは、コストが安いアクティブファンドみたいなもん。
コアにはならないが、コア&サテライト戦略のサテライト部分に使うなら面白そう。
という感じでした。
以上、インテリジェント・インデックスのレポートでした。
何かのお役に立てば幸いです。
<ご参考>
上記証券会社は、以下から口座開設できます。(会社名をクリックしてください)
・楽天証券
社長さんと外国株式事業部長さんには、「ぜひ、海外ETFの特定口座対応を!!」と強くお願いしておきました。
どうなるか分かりませんが、なんとなく好感触でしたよ(?)
参加されていた「投資信託にだまされるな!本当に正しい投信の使い方」の竹川美奈子さんや、以前、取材をお受けしてお世話になった日経マネーやダイヤモンド・ザイの懐かしい編集の方々とお話できました。
また、何人かの相互リンクブログの管理人さんたちともお話できました。
イメージどおりのかた、イメージと違っていた(いい意味で)かた、いろいろで楽しかったです。
・敗者と勝者のゲームーWinning the Loser's and Winner's Gameのエルさん
・Passiveな投資とActiveな未来のybさん
・小金持ち父さんの資産設計塾(?)のモンチさん
・レバレッジ投資実践日記のレバレッジ君さん
最後に個人的感想。
インテリジェント・インデックスは、コストが安いアクティブファンドみたいなもん。
コアにはならないが、コア&サテライト戦略のサテライト部分に使うなら面白そう。
という感じでした。
以上、インテリジェント・インデックスのレポートでした。
何かのお役に立てば幸いです。
<ご参考>
上記証券会社は、以下から口座開設できます。(会社名をクリックしてください)
・楽天証券
- 関連記事
-
-
「東証マネ部!」に「インデックス投資ナイト2023」の充実レポートが掲載 2023/08/16
-
「インデックス投資ナイト2023」にご参加いただきありがとうございました! レポートブログやTwitter投稿集 2023/07/09
-
本日「インデックス投資ナイト2023」開催。リアル会場チケットはSOLD OUTだけどオンライン配信視聴チケットは直前まで購入可能! 2023/07/08
-
きみ詳しいなあ 2023/06/09
-
「インデックス投資ナイト2023」プログラム&チケット発売日公開! 2023/06/08
-
【速報】三菱UFJ国際投信ブロガーミーティング(2023年5月31日)レポート 2023/05/31
-