山崎元氏のインデックス投資の良コラム
水瀬ケンイチ
山崎元氏がインデックス投資のコラムを書かれています。
YOMIURI ONLINE 山崎流マネーここに注目
インデックス・ファンド、投資の心得 (6月27日)
インデックス投資の要諦が、とてもよくまとまっている良コラムになっています。
詳しくは、コラム本編をご覧いただきたいのですが、要点を自分なりにまとめてみました。
■インデックス・ファンドに投資しようと思った場合に検討すべきポイント
(1)投資しようとする金額の決定
・「最悪の場合、1年間に3割程度損をすることがあり得るが、大丈夫か?」と考えて、許容できる額
(2)投資するインデックスの組み合わせの決定
・日本株と外国株の組み合わせにするといい
・日本株のインデックスはTOPIX。外国株はMSCI-KOKUSAI
・新興国のインデックスは、買うとしても少額にとどめておく方が安心
(3)個々のインデックスに関してどのインデックス・ファンドを選ぶかの決定
・第一に手数料(特に信託報酬)を比べ、余裕があれば、過去の連動の具合を評価
(水瀬注:元記事で「信託招集」となっているのは「信託報酬」の誤りと思われます)
・現状では、最小投資単位がやや大きくなる欠点があるが、ETFが圧倒的に有利
以上、だいたいこんな感じだと思います。
投資理論に厳しい山崎氏も、このくらいのコラムの文字数制限のなかで書けば、こんなにも分かりやすくインデックス投資の説明をされるんですね。
YOMIURI ONLINE 山崎流マネーここに注目
インデックス・ファンド、投資の心得 (6月27日)
インデックス投資の要諦が、とてもよくまとまっている良コラムになっています。
詳しくは、コラム本編をご覧いただきたいのですが、要点を自分なりにまとめてみました。
■インデックス・ファンドに投資しようと思った場合に検討すべきポイント
(1)投資しようとする金額の決定
・「最悪の場合、1年間に3割程度損をすることがあり得るが、大丈夫か?」と考えて、許容できる額
(2)投資するインデックスの組み合わせの決定
・日本株と外国株の組み合わせにするといい
・日本株のインデックスはTOPIX。外国株はMSCI-KOKUSAI
・新興国のインデックスは、買うとしても少額にとどめておく方が安心
(3)個々のインデックスに関してどのインデックス・ファンドを選ぶかの決定
・第一に手数料(特に信託報酬)を比べ、余裕があれば、過去の連動の具合を評価
(水瀬注:元記事で「信託招集」となっているのは「信託報酬」の誤りと思われます)
・現状では、最小投資単位がやや大きくなる欠点があるが、ETFが圧倒的に有利
以上、だいたいこんな感じだと思います。
投資理論に厳しい山崎氏も、このくらいのコラムの文字数制限のなかで書けば、こんなにも分かりやすくインデックス投資の説明をされるんですね。
文字数に余裕が出てくると、やれ効率的市場仮説は間違いとか、ドルコスト平均法は有利でも不利でもないとか、インデックスの銘柄入替時に損する可能性があるとかと、余計な…失礼、関連する周辺知識のお披露目が始まり、結局、個人投資家がどうすればいいのかがぼやけがちになります。
(結論が「センスだ」とか「運だ」と見えることもあり、「えっ?」となることもあったり…)
個人的には、いろいろな理論に手を出して本を乱読してみたりしていますが、結局のところ、投資行動としてはいつもやることは同じです。
ゲームとしてではなく、じっくりとした資産形成の手段として投資を考える場合、個人投資家は投資の実践に直接役立たない周辺知識まで全て把握する必要はないのかもしれません。
周辺知識で悩んでしまい、投資の継続自体にブレーキが掛かってしまうようでは元も子もありませんから。
上記、YOMIURI ONLINEのコラム(僕のまとめた要点ではなくコラム本編)は、アセットアロケーションなどもう少しだけ検討の余地がありそうな部分もありますが、これくらいでインデックス投資の要諦は十分押さえられていると思います。
(結論が「センスだ」とか「運だ」と見えることもあり、「えっ?」となることもあったり…)
個人的には、いろいろな理論に手を出して本を乱読してみたりしていますが、結局のところ、投資行動としてはいつもやることは同じです。
ゲームとしてではなく、じっくりとした資産形成の手段として投資を考える場合、個人投資家は投資の実践に直接役立たない周辺知識まで全て把握する必要はないのかもしれません。
周辺知識で悩んでしまい、投資の継続自体にブレーキが掛かってしまうようでは元も子もありませんから。
上記、YOMIURI ONLINEのコラム(僕のまとめた要点ではなくコラム本編)は、アセットアロケーションなどもう少しだけ検討の余地がありそうな部分もありますが、これくらいでインデックス投資の要諦は十分押さえられていると思います。
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