野村アセット、ETF売買単位を10分の1に下げ

水瀬ケンイチ

野村アセットが、9月1日よりETF売買単位を10分の1に引き下げるようです。

【NIKKEI NET 2008/07/21より引用】
野村アセット、ETF売買単位を10分の1に下げ 22本で
 野村アセットマネジメントは9月1日、「TOPIX連動型」と「日経225連動型」など22本の上場投資信託(ETF)の売買単位を大幅に引き下げる。現在の最低売買金額は8万―34万円程度だが、いずれも10分の1の金額にする。ETFをより少額の資金で取引できるようにして、個人投資家の売買を活性化する狙い。

 すでに3万円台で売買できる「金価格連動型」「上海株式指数・上証50連動型」などは売買単位引き下げの対象外だが、同社が扱う大半のETFが5万円以下で売買できるようになる。(07:00)
【引用おわり】

個人投資家が投資しやすくなるので、これはうれしい話です。

例えば、僕が少し投資している「TOPIX連動型上場投資信託(1306)」は、最低取引単位で126,275円 (2008年7月18日現在)なので、これが13,000円弱で買えるようになるということになりそうです。
証券会社によっては○○万円までなら売買手数料無料の料金体系などがありますので、これを活用すれば、もしかしたら手数料なしで購入できるようになるかもしれません。
もちろん、その証券各社が野村アセットのETFを手数料無料の対象にするかどうかにもよりますが。

場合によっては、日本株式クラスは1306で積み立てることにより(厳密なドルコスト平均法にはなりませんが)、インデックスファンドからETFへリレー投資をする必要がなくなるかもしれません。
そうすると、IVV(米国)+EFA(米国以外の先進国)の組み合わせよりも、1306(日本)+TOK(日本以外の先進国)の組み合わせの魅力が高まってきます。

僕は現在、主にIVV+EFAで運用していますが、悩ましいところです。
しかし、もしVT(世界の株式全部入り)がどこかの証券会社で取り扱い開始になれば、それがいちばん魅力的だし…。
う~ん、選択肢が増えてうれしい悩みですね(^^;
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Posted by水瀬ケンイチ