マネックス、米国上場ETF・株式の取り扱いの概要正式発表
水瀬ケンイチ
マネックス証券が、米国上場ETF・株式の取り扱いの概要を正式に発表しました。
延期を重ねている開始時期は、8月中開始予定とのこと。
【マネックス証券WEBサイトより引用】



【引用おわり】
サービス開始再延期の原因は、システムの調整・修正だったようです。
原因がわかるとマネックスファンの不安感もいくぶん和らぎますね。
取り扱い概要は、マネー誌などで漏れ聞こえていた内容とほぼ同じです。
特徴的なのは、SBI証券より1.05ドル安い取引手数料と、待望されていたバンガードの米国ETFの取り扱いです。
ただ、取り扱い銘柄について、バンガードETFのくだりだけ「準備中」となっているのが気がかりです。8月中の開始時には間に合わないということなのかもしれません。
延期を重ねている開始時期は、8月中開始予定とのこと。
【マネックス証券WEBサイトより引用】
米国上場ETF・株式の取扱い開始時期につきまして、6月30日付けの最新情報にて、7月半ば以降とお知らせいたしましたが、遅延しており、お客さまには大変ご迷惑をおかけしておりますことお詫び申し上げます。 |
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今般取扱い開始予定の米国上場ETF・株式では、お客さまの利便性向上の為、マネックス証券のログイン後画面から米国株取引画面に再度ログインすることなく、直接取引画面に遷移する機能(シングルサインオン)の実装を予定しております。 |
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今般の取扱い開始時期の遅延は、当機能の作動が当社の期待する水準まで達していないことによるものであり、これらの最終的な調整・修正に時間を要していることから生じております。 |
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サービス開始時期は現在8月中を予定しておりますが、確定次第、あらためてご案内いたします。 |

なお、本サービスで取り扱う内容は、以下を予定しております。 |

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お客さまに、一刻も早く、また安心してお取引いただけるよう、万全の準備に努めてまいります。今しばらくお待ちいただきますようお願い申し上げます。 |
【引用おわり】
サービス開始再延期の原因は、システムの調整・修正だったようです。
原因がわかるとマネックスファンの不安感もいくぶん和らぎますね。
取り扱い概要は、マネー誌などで漏れ聞こえていた内容とほぼ同じです。
特徴的なのは、SBI証券より1.05ドル安い取引手数料と、待望されていたバンガードの米国ETFの取り扱いです。
ただ、取り扱い銘柄について、バンガードETFのくだりだけ「準備中」となっているのが気がかりです。8月中の開始時には間に合わないということなのかもしれません。
ここで少し個人的な感想を書かせていただきます。
取り扱い概要の内容自体はともかく、マネックスの今回の「情報の出し方」はうまくなかったと思います。
そもそも、取り扱い概要が正式発表になったのは今回が初のはずですが、その内容はずいぶん前からいくつかのマネー誌などに掲載されていました。
手数料や銘柄数などの具体的数値が掲載されていたところを見ると、取材による記事掲載であったのではないかと推測されます。
ちょっとした情報ならいいのかもしれませんが、新サービスの開始という重要な情報を、正式発表の前に特定の雑誌社にだけ教えるというのは、証券取引法的にまずいのではないかと思います。
上場企業は、こういった重要情報に関しては、証券取引所への情報提出・報道発表資料の投げ込み・WEBサイトへの掲載といった一連の情報公開について、慎重にタイミングを合わせて行なっていると思います。
スッパ抜かれたのなら仕方ないのかもしれませんが、意図的にやっていたのであればいかがなものかと思います。
実際には、度重なる延期で、更なる混乱を与えてしまう結果となってしまいました。
また、今回の発表(7月31日)で再延期の理由がシステム的なものだと公表されましたが、なぜ前回の発表(たしか7月25日?上書きされているので確認不能)の時にそれを公表しなかったのか疑問に思います。
サービスの再延期という異常事態に際して、別にいまさら公表できないようなことさらまずい原因ではないと思います。
おかげでこの一週間、「海外ETFを取りやめるのではないか」「バンガードとの契約で揉めているのではないか」「日本的な大人の事情があるのではないか」など、無用な憶測がネットで渦巻いてしまったように思われます。
とにかくタイムリーな情報公開をと急いでいたのかもしれませんが、今回のように一週間後にアップデートして公開するような原因ではなかったと思います。
まあ、細かいことをグダグダと書いてしまいましたが、小言が出るのは大きな期待の裏返しです。
三度目の正直で、今度こそみんなの期待に応えて、予定どおりにサービス開始してほしいと思います。
がんばれ、マネックス!
取り扱い概要の内容自体はともかく、マネックスの今回の「情報の出し方」はうまくなかったと思います。
そもそも、取り扱い概要が正式発表になったのは今回が初のはずですが、その内容はずいぶん前からいくつかのマネー誌などに掲載されていました。
手数料や銘柄数などの具体的数値が掲載されていたところを見ると、取材による記事掲載であったのではないかと推測されます。
ちょっとした情報ならいいのかもしれませんが、新サービスの開始という重要な情報を、正式発表の前に特定の雑誌社にだけ教えるというのは、証券取引法的にまずいのではないかと思います。
上場企業は、こういった重要情報に関しては、証券取引所への情報提出・報道発表資料の投げ込み・WEBサイトへの掲載といった一連の情報公開について、慎重にタイミングを合わせて行なっていると思います。
スッパ抜かれたのなら仕方ないのかもしれませんが、意図的にやっていたのであればいかがなものかと思います。
実際には、度重なる延期で、更なる混乱を与えてしまう結果となってしまいました。
また、今回の発表(7月31日)で再延期の理由がシステム的なものだと公表されましたが、なぜ前回の発表(たしか7月25日?上書きされているので確認不能)の時にそれを公表しなかったのか疑問に思います。
サービスの再延期という異常事態に際して、別にいまさら公表できないようなことさらまずい原因ではないと思います。
おかげでこの一週間、「海外ETFを取りやめるのではないか」「バンガードとの契約で揉めているのではないか」「日本的な大人の事情があるのではないか」など、無用な憶測がネットで渦巻いてしまったように思われます。
とにかくタイムリーな情報公開をと急いでいたのかもしれませんが、今回のように一週間後にアップデートして公開するような原因ではなかったと思います。
まあ、細かいことをグダグダと書いてしまいましたが、小言が出るのは大きな期待の裏返しです。
三度目の正直で、今度こそみんなの期待に応えて、予定どおりにサービス開始してほしいと思います。
がんばれ、マネックス!
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